今やコミュニケーションツールの主流として確立した地位にあるLINEですが、写真のやり取りという点ではまだまだです。
むしろLINEでやり取りすることで、後悔することになるかもしれません!
LINEは無敵じゃない!
LINEは手軽にみんなにメッセージを送れる便利なツール。登録者も多く、相手がチェックしたかもわかります。
それ故「既読無視」なんてものがあったりしますが……
写真も一覧から簡単に選択できて、2回タップで送信できます。
しかも、シンプルな画像編集機能付き。
ところが、何でもこなせるLINEにも欠点があります!
LINEの欠点
保存期間は有限
LINEでは一枚でも複数枚でも好きなだけ写真を送ることができますが、実は画像には「保存期間」が存在します。
ちなみに、これは動画でも同じです。
保存期間は約一週間。
送られてきてから一週間が過ぎてしまうと、「保存期間が過ぎているため、画像の読み込みができません」と表示され、見ることができなくなってしまいます。
保存期間が過ぎても見る方法
LINEはその特性上、保存期間が過ぎていても画像を表示することができます。
LINEはTwitterやfacebookと異なり、トークのデータをスマホの中に保存しています。
そのため、一度読み込むとデータはスマホに保存されるわけです。
ということは、画像を開いて読み込めば一応保存されるので、見ることができるのです。
ただし、保存されたデータはそのまま見ることができるわけではないので、スマホのギャラリーなどには表示されません。
写真として保存
送られてきた画像を開き、保存を押してダウンロードすれば画像として保存されるので、LINEのアプリじゃなくても画像を見ることができるようになります。
また、スマホにダウンロードしなくても、LINE Keepを使えば1GBまで画像や動画をLINEのサーバ上に保存できます。
LINE Keepに保存したデータは無期限で保存されているので、消える心配がほとんどありません。
iCloudやGoogle Driveのようなものです。
画質も制限
LINEで送信した画像は画質も低下。撮った写真をアップロードしても、強制的に圧縮されます。
例えば、iPhone6Sの最高画質で撮った場合、12Mピクセル=約1200万画素の写真になります。
しかし、それをLINEで送ると約92万画素(HD 1280*720ピクセル)になってしまうのです。
画質が落ちると写真が鮮明さに欠けたり、拡大したときにモザイクみたいになったり、良いことがありません。
強いて言えば、データ量が少なくなりますが…….
他の方法
LINEで画像を送信すると、今まで上げたようないろいろな問題があるので、別の方法を使うことをオススメします。
Google Drive
Google Drive は Gmail アドレスを持っていれば誰でも使えます。
画像を Drive 上にアップロードし、共有したい画像を選択してリンクを作るだけでOK。
また、アルバムとして共有したいときはその相手を編集者に指定することで、お互いに写真をアップロードすることもできます。
ちなみに、画像のアップロードや共有は一枚ごとでも複数枚一括でもできます。
動画も上げることができますが、あまりオススメしません。
Googleフォト
Google のサービスには、Google Drive に似た「Googleフォト」というサービスもあります。
Googleフォトは事実上容量制限がないのがいいところです!
これで共有する場合も共有したい画像を選んで、リンクを発行します。
こっちは動画でも重くならないので、その点でもオススメです。
Dropbox
私の試した中では最強の安定さを誇るDropbox。
画像はもちろん、動画でも処理が速い点が Very Good!!
ただ、無料で使う場合は容量が少ないので、ずっと保存しておくことを考えると難しいです……
OneDrive
マイクロソフト社が提供するクラウドサービスなので、Dropbox並に安定していて使いやすい方です。
無料で使える容量が減ってしまったのが残念ですが、それでもDropboxよりは多め。
まとめ
LINEは便利ですが、写真を送るときは画質が落ちたりして、あまり向きません。
他のオンラインストレージサービスなどを活用すると、写真を綺麗なままやり取りできるので、ぜひ参考にしてください!