dヒッツとdミュージックの違い

docomo

ドコモの音楽配信サービスにはdヒッツとdミュージックの2種類があります。

dヒッツはラジオ型、dミュージックはオンデマンド (On Demand) 型などと形容されますが、今回はその違いについて見ていきたいと思います。

dヒッツ

月額料金:540円(税込)

dヒッツは2000プログラム用意されている番組の中から、1プログラムを選んでラジオのような感覚で聴ける、サブスクリプション型ストリーミングサービスです。

ラジオと異なるのはスキップできるという点で、dヒッツの場合はスキップの回数に制限はありません。

他社のラジオ型音楽配信サービスではスキップできなかったり、回数が制限されていたりするので、そこはdヒッツのメリットかと思います。

また、再生中の楽曲の歌詞を表示することができます。

dヒッツの対応機種一覧(ドコモのサイト)

myヒッツ

dヒッツにはmyヒッツ機能というものがあり、プログラムの中で自分のお気に入りの曲が流れてきたときにmyヒッツに登録しておくことで、好きなときにその曲だけを聴くことができるようになります。

myヒッツに登録できる楽曲数は毎月10曲に制限されています。

dミュージック

dミュージック(購入制)

約300万曲の中から自分の聴きたい曲を購入し、ダウンロードして聴けるサービスです。ドコモの契約者でなくても利用することができます。

公式にはシングル楽曲1曲平均は100~232円程度と書かれていますが、大半は一曲250円です。因みに、これは iTunes や Amazon と同じ価格です。

ダウンロードした楽曲の利用方法には制限があり、専用のアプリでしか聴くことができません。

別のスマホやパソコンにダウンロードした楽曲自体を SDカードや USB ケーブルを使って移すのは不可能なようですが、同じdミュージックのアカウントでログインすれば、10台までダウンロードできます。

dミュージック月額コース

月額料金:934円

約250万曲から自分の聴きたい曲を、LINE Music, Apple Music, AWAなどと同様のストリーミング方式で聴けるサービスです。

月額コースには無料PVの再生機能がついています。

※月額コースはドコモ利用者以外の方は契約できません。

dミュージックの対応機種一覧(ドコモのサイト)

考察

個人的には、利用方法に制限があるdミュージック(購入制)はそこまで魅力はありません。

4曲買うと1,000円なので、辛いものがあります。

そこで、dヒッツとdミュージック月額コースを比べてみると、dヒッツは自由に選曲できないものの無制限のスキップ機能がついているので、好きな曲だけ聴くということも可能です。

dミュージック月額コースの最大の魅力は選曲できることですが、dヒッツのmyヒッツ機能があれば3日に1曲のペースで登録できるので、利用料金を抑えたい場合はdヒッツという選択肢も十分ありだと思います。