有名なウィルス対策ソフトに McAfee がありますが、同じ McAfee でも用途によって何種類か存在します。
その中でも、今回は McAfee WebAdvisor を取り上げていきます。
無償での提供
McAfee WebAdvisor は無料で提供されているセキュリティツールです。
パソコンの購入時からインストールされている場合もあり、Chrome などでインターネットを閲覧していると、機能をオンにするように求められることがあります。
しかし、そもそもどのような機能があるのか、名前からは想像しにくいですね。
以前は SiteAdvisor という名前だったような気もしますが、何のアドバイスをしてくれるかというと…
サイトの危険性の表示
WebAdvisor の主な機能は、Web サイトにおける危険性の検出と表示です。
インターネット上の検索結果には世界中の様々な Web サイトが表示されますが、それぞれの接続先にウィルスやスパイウェアなどの脅威が存在しないかどうかを調べて、ユーザーに報告します。
そのため、危険なサイトに入らずに済むという仕組みです。
Chromeブラウザにも…
似たような機能は、Chrome ブラウザにもついています。
危険なサイトに接続しようとすると、画面にその旨を表示して接続できないようになっています。
ただし、たまに脅威がないサイトでも接続を拒否されることもあります。
WebAdvisorの必要性
このソフトウェアが入っているからと言って、必ずしも危険なサイトに入ることがないかというと、そんなことはないでしょう。
最終的には、利用者の技術と意識にかかっています。
SiteAdvisor は使用中に何度も広告を表示するということがあり、それが嫌という声も聞かれます。
よって、個人的には必須のソフトウェアではないと考えていますが、あるに越したことはないという結論に至りました。