もともと Google+ の写真共有機能だったものが発展して始まった Google フォト。Google フォトのアカウントがあれば事実上無限に写真を保存できるので、これを活用しない手はありません!
少し前に Google フォトは、Google ドライブからも操作できるようになりましたが、若干使い方にクセがある模様……
そこで今回は、その使い方の紹介をしたいと思います。
写真の分類の仕方
コレクション
Google フォトで操作する場合「アルバム」を作ることができます。
作ったアルバムは「コレクション」として管理されます。なぜ名称を分けているのかは不明ですが、同じものです。
要は、コレクション機能を使うと写真を一つのアルバムにまとめることができるのです。
フォルダごとの保存はできない
ここが最も重要なところです。
Google ドライブの場合、フォルダを作ってその中に写真を分けて保存する、ということができます。
しかし、Google フォトの仕組みはそうなっていません。全ての写真をまとめて保存していて、コレクション機能を使ってアルバムを作り、分類しています。
写真を分類するだけの仕組みなので、アルバムを消しても写真は消えません。
iOS7 以降は使ったことがないのでわかりませんが、iPhone のギャラリーに似ている感じがします。「すべての写真」の中に写真が保存されていて、フォルダにはそこから抽出された写真が保存されているようなイメージです。
Google ドライブで操作する
写真を Google ドライブに移動する
パソコンで操作する場合、Google ドライブ上の Google フォトで写真をドラッグ&ドロップすると、写真をドライブ上のフォルダに保存することができます。
スマホで操作する場合、写真を長押しすると現れるメニュー画面で移動を選択することができます。
移動した後も写真は Google フォトに残っています。
注意事項
容量制限
Google フォト上に保存された写真は、一定のサイズ以下であればどれだけ保存しても Google アカウントに与えられている容量(15GB)を消費しません。
しかし、ドライブに保存する場合は容量を使用するということを心にとめておいてください。
写真の削除
写真を Google ドライブに移動すると、Google ドライブと Google フォトの両方で保存された状態になりますが、どちらか片方で写真を削除すると、もう片方でも削除されます。
どちらか片方だけに写真を残したい場合は、写真をスマホやパソコンにダウンロードして、それをアップロードするといいでしょう。
また、間違って消してしまってもゴミ箱の中に保存されているので、復元すればOKです。
Google ドライブからの移動はできない
Google フォトから Google ドライブへの移動はできますが、その逆はできません。
Google フォトに写真を保存したい場合は、Google フォトのアップロード機能を使いましょう。
アルバムは作れない
Google ドライブからはアルバムを作ることができません。
作るときは必ず Google フォトを使う必要があります。
まとめ
どちらも便利な機能ではありますが、間違った使い方をすると写真が消えてしまったなんてことになりかねません。
特に削除機能辺りには十分気を付けて使いましょう。