MacBook Air 2017 を入手して初期設定を終え、App Store を開くと macOS High Sierra 10.13.5 にアップデートできます!と表示されていました。このとき、何の疑いもなくポチったことを少し反省しています。
「インストール中 残り 30 分」のところからバーが進まなくなり、調べてみると High Sierra のインストールはこれまでの macOS よりも不安定だとか…。
結局解決したので良かったですが、若干苦労したので書き残しておこうと思います。
対応している MacBook
High Sierra には対応していないバージョンがあります。
- OS X 10.8 以降
- メモリ 2GB
- 空き容量 14.3GB 以上
かつ、ハードウェアが
- MacBook Late 2009 以降
- MacBook Pro Mid 2010 以降
- MacBook Air Late 2010 以降
- Mac mini Mid 2010 以降
- iMac Late 2009 以降
- Mac Pro Mid 2010 以降
という条件があります。
今回アップデートしたのは MacBook Air 2017 の 8GB モデルだったので、そこは問題ありませんでした。
インストール途中で止まる事例
High Sierra に限らず、以前にも残り数分のところでフリーズするという事例が見られていたようです。
もしフリーズしていればログが更新されないので、フリーズしているのかどうかはインストールのログを確認するとわかります。
ログを見る方法は、インストール中の画面で Command + L を押すことですが、進み具合によって表示されません。
(私の場合の) 解決方法
フリーズしてしまうと、何時間も放置してみるか、強制終了する他ありません。電源ボタンを長押しすると、強制終了になります。
強制終了した後に起動してみると、画面中央に?が点滅していました。起動ファイルが見つからないようです。起動ファイルが見つからない場合は、電源を入れ直してからすぐに Command + R をリンゴマークが出るまで長押しします。
その後、macOS ユーティリティが起動するので、ディスクユーティリティを選択して起動ディスクが入っているはずの Macintosh HD で First Aid を実行します。これによって起動ディスクの破損箇所が修復されるので、ディスクユーティリティを閉じて Apple メニューから起動ディスクを選択します。
しかし、起動ディスク自体がない場合は、macOS 自体を再インストールするしかありません。いわゆるクリーンインストール状態…。
macOS ユーティリティで macOS 再インストールを選択して実行です。
一からインストールし直したら大体立ち上がってくれます。
最後に
私の場合はインストールが終了して開いてみるとインストール前の設定が反映されていたので、OS インストール失敗による被害は結果的にありませんでした。めでたし。