Google日本語入力の意外と知らない(かもしれない)機能について、第2弾です。
前回は入力時のテクニックでしたが、今回は日本語入力の設定の紹介をしていきたいと思います。
ソフトウェアキーボードの設定
キーボード
キーボードは3種類あります。ケータイ配列、QWERTY配列のキーボードはおなじみですが、もう一つ”Godanキーボード”というのがあります。
Godanキーボードとは、ローマ字入力に特化したキーボードです。右側2列が子音、左側1列が母音で、いずれか2つを組み合わせて入力していきます。
メリットとしては、QWERTYキーボードよりキーが大きいのでタイプミスが少ないこと。デメリットとしては、慣れるまでに時間がかかることです。
興味があれば試してみてください。
入力スタイル
入力スタイルは2種類あります。ケータイ入力かフリック入力、もしくはその両方を選択できます。
フリック入力の方が速く打つことができますが、場合によってはケータイ入力の方が適していることも。
英字入力はQWERTY
この機能をオンにしておくと、英語だけでなくURLやメールアドレスなどアルファベットの文字列を入力するときに、自動的にQWERTYキーボードに切り替わります。
ケータイ配列でアルファベットを入力するより楽だと思うので、オンにしておくことをオススメします!
左右寄せ
キーボードの位置を調整できます。最近のスマホは画面が大きいので、右利きの場合片手では右端まで指が届かなかったりします。
この機能を使って右にキーボードを寄せておけば、指を伸ばすことなく楽に入力できるようになります。
縦横での設定
画面の向きによって設定を変えることもできます。
横向きにしたときはケータイ配列よりQWERTY配列の方が楽に打てるので、別に設定しておくといいかもしれません。
入力フィードバック
キー押下時ポップアップ
入力するときに押したキーの文字がポップアップで表示されます。パスワードを入力するときなどは見られやすくなったりするので、嫌な人は切っておいてください。
その他サポート設定
フルスクリーンモード
入力画面がフルスクリーンで表示されるようになります。入力欄が小さすぎて見にくいときなどに使えるかもしれません。
画面全体が入力画面になってしまうので、何を打つかわからなくなったりすることもありますが。
キーボードのテーマ
キーボードのテーマを選択できます。残念ながら、好きな写真をキーボードの背景にするといったことはできません……
通常のキーボードに加え、平面的な見た目が特徴の「マテリアルデザイン」も追加されています。
変換設定
常に半角スペース
通常は、日本語入力時は全角スペース、アルファベット入力時は半角スペースになっています。
半角スペースを使うことが多く、毎回日本語入力からアルファベット入力に切り替えるのが面倒、という人には便利な機能です。
自動かな修飾変換
例えば、”学校”と入力したいとき本来なら”がっこう”と入力しなければなりません。が、この機能をオンにしておくと、”かつこう”と入力すれば予測変換欄に”学校”と表示されます。濁点や小文字をいちいち入力する必要がないので、楽に打てるようになります。
ただ、便利すぎてこの機能に慣れた後は他のキーボードで入力しにくくなることも……(笑)
キー入力補正
打ち間違ったときに自動的に正しい(と思われる)入力結果に直して予測変換を表示します。たまに打ち間違ってなくても修正してしまうことがあるので、オンにしていない方がいい場合もあります。
シークレット機能
誰かにスマホを一時的に貸すときなどに、これまでの入力履歴や設定した辞書登録の内容を表示しなくなります。予測変換などにもこれまで打った内容が表示されないようになるので、少しの間だけ表示しないでほしい、なんて時にも使えます。
辞書関連の設定
辞書ツール
よく使う表現を登録しておくと楽に入力できます。
例えば、”@gmail.com”を”@g”で登録しておけば、その後の”mail.com”を打たないで入力できます。
ここではパッと見でわかる機能は紹介していませんが、いろいろな設定ができるようになっています。カスタマイズして使いやすいキーボードを目指してみては?