日本製の高性能なスマホが登場!

日本のベンチャー企業”FREETEL”から新スマホが発表されました!スペック表を一見した感じだと、値段の割に高性能な印象です。

実際どのような感じなのか、異常なほど人気のiPhoneシリーズと比較しながら見ていきたいと思います。

FREETELとは

ここ数年格安SIMの波が来ていますが、FREETELとは自社スマホや格安スマホのブランド名。まもなく設立3週年を迎える「プラスワン・マーケティング株式会社」が展開しています。

フリーSIMでは日本初らしいですが、スマホだけでなくガラケーも販売しています。つい一ヶ月前に”Simple”というガラケーが発売されたばかりです。

その名の通り、機能は電話とSMSだけに絞られた機種です。ずっと高性能化してきた日本市場にとっては一昔前のような新機種に、Simpleではなくて”Sample”だとかガラケー(ガラクタ携帯)だとか酷評が飛び交っていました。

単純に電話機能だけ必要な人にとっては小さくて持ち歩くのも苦にならないのではないかと思いますが。因みに、本体価格は5,980円(税別)です!安い!

では、いろいろ語り足りませんが…そろそろスペック比較に移っていきたいと思います!

雅 -MIYABI-

FREETEL SAMURAI MIYABI ということで、SAMURAIシリーズの1stモデルです。

samurai-series by FREETEL公式ページ

スペック比較表

スクロール→ iPhone 6s
縦×幅×厚さ(mm) 142×72×8.2 138.3×67.1×7.1
重さ 150g 143g
OS Android 5.1 iOS
CPU 1.3GHz 4コア 1.8GHz 2コア※
メモリ RAM:2GB RAM:2GB※
ROM:32GB ROM:16,64,128GB
microSD
microSDXC(最大128GB)
ディスプレイ 5.0インチ
1280×720(HD)
4.7インチ
1,334×750(Retina HD)
リアカメラ 1,300万画素 1,200万画素
インカメラ 500万画素
バッテリー 2,200mAh(取り外し可) 1,715mAh
SIM micro×2スロット nano×1スロット
周波数 省略
Wi-Fi 802.11b/g/n 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.0 LE 4.2
センサー等 省略
価格(税別) 19,800円 16GB:86,800円
128GB:110,800円

※一部公式発表されていない情報が含まれます。

勝手に評価してみた

本来はまったく別物のOSで動いているので比較対象にすべきではないのでしょうが、感覚的にわかってもらいやすいかなぁと思ってとりあえず。

大きさ

iPhone6,iPhone6sより若干大きい感じで、その分少し重めです。iPhone6sはiPhone6より重くなったらしいので、iPhone6と比べると重く感じるかもしれませんね。

CPU

CPUはOSが異なるので比較できませんね……(大汗)

同じAndroidで比べようと思ったんですが、探してみたところ国内で販売されたモデルで4コアを超えるものは、クロック数も1.3GHzより大きく同じようなものはありませんでした。近いものとしては、3年前にドコモから販売された富士通 ARROWS X F-05D (1.5GHz 4コア)とか。

よく熱くなるのでカイロとしても使えるなんて言われていましたが…

メモリ

処理能力に関わるRAMは2GBで、最近のスマホと大差ありません、CPUの処理能力を除けば。iPhoneも6sから2GBになったそうです。

ROMはちょうどいい32GB!なぜかAppleは32GBモデルを売りたがりません。更に、microSDカードを使えば最大128GBまで容量を増やせます。

ディスプレイ

大きさは5.0インチでイマドキのスマホって感じです。解像度がハイビジョン(HD)であることはAndroidスマホとしては少しランクが下に感じてしまうところです…が、数字だけ見ればiPhone6sに劣るとも勝らず。

解像度の高い写真や動画を見るのには適していませんが、普通に使っている分には気づかないくらいでしょう。

カメラ

リアカメラ(メインカメラ)、インカメラ(フロントカメラ、サブカメラ)の画素数は、数字上ではAndroidの最新機種に匹敵します。Xperiaシリーズだけは2,070万画素と飛び抜けていますが。

スマホによってセンサーの具合とかが異なるので、画質は同じですが写真の明るさや精細感は多少異なってきます。そこは実際に撮ってみないとわからないところなのでなんとも言えません。

バッテリー

Androidスマホとしては少なめです。iPhoneは省電力路線なので、バッテリー容量以上に持つようですね。

SIM

このスマホはデュアルSIMということで、同時に2回線契約して使えます。SIMは手動で切り替えられるらしいので、片方のSIMを電話専用、もう片方をデータ通信専用と言った使い方もできそうです。

契約料金によるところではありますが。

Wi-Fi

2.4GHz帯しか使えないので少し速度面で劣るのと、家電などの電波障害が起きなくはないかもしれないですね。もちろん屋外でWi-Fiを使うこともできます。

Bluetooth

Bluetoothイヤホンとかを使う場合は対応しているかが重要なので確認しましょう。調べたところによると、Bluetooth1.2からBluetooth3.0+EDR辺りまでは使えなくなってるかもしれません。

その他、内容が専門的すぎるところなどは省きました。それと、特に書いてなかったので恐らく防水機能はないと思います。

まとめ

ディスプレイや処理能力的には、2,3年前のAndroidスマホくらいだと思います。最新の負荷が重いゲームとかをすると熱くなったりカクついたりするかもしれませんが、ネットサーフィンやSNS、その他普通のアプリを使うには十分でしょう。

カメラも最新機種と遜色ない解像度を備えているので、この値段ではコストパフォーマンスがとても良いんじゃないかと。数年前の中古スマホを探すくらいなら、こっちのスマホを買ってみることをオススメします。

※最後は自己判断・自己責任で。