現在のプラン契約の形態は2年契約が主流ですが、その影響によってスマホを買い替える時期も固定されてしまうと思っていませんか?
よく調べてみると、実はカラクリがあるのです。
2年縛りとは
ここから先は、ドコモの契約形態に着目していきたいと思います。
いわゆる2年縛りとは、料金プランを2年間継続で契約することで月々の料金請求額を減らすという仕組みによって、2年間契約を解約することができないことを言います。
2年縛りの有無でどれくらい料金が変わるかというと、ドコモの場合は月1,500円(税込1,620円)の差があります。
2年間契約すれば18,000円(税込19,440円)以上安くできるので、このプランに入らない手はありません。
スマホを買い替えるタイミング
そうなると、重要なのはスマホを買い替える時期です。
2年間契約なのだから、購入・契約から2年経過しなければならない、と思っていませんか?
実は「2年縛り = 2年間ごとに買い替え」というわけではないのです。
違約金の発生条件
ドコモでは、違約金を支払わなければならない場合について次のように定めています。
- 定期契約プランの契約期間中に、ドコモから他社へ乗り換える場合
- 定期契約プランから定期契約のないプランに変更する場合
前者は他社に乗り換えてしまうわけですから、当然9,500円(税込10,260円)の違約金がかかります。
後者は2年契約のプランから2年契約でないプランに変更するということですが、前に述べたように2年契約にしなければ月1,500円(税込1,620円)高くなってしまうので、わざわざ変更する人はいないでしょう。
機種変更は対象外
ここで注目してほしいのは、後者についてです。
2年契約プランでないプランへの変更は違約金がかかるとありますが、2年契約プランから2年契約プランへの変更は含まれていません。
つまり、ドコモと契約している限り機種変更だけで違約金が発生することはないのです。
私もつい一昨日、2年半使っていたスマホから機種変更しましたが、もちろん違約金は発生しませんでした。
注意点
2年以内に機種変更しても違約金はかかりませんが、現在行われている月々サポートによる割引、端末代金の分割払いがある場合は、実質的に負担がかかってしまうこともあります。
それらの点も含めて考えるのを忘れないようにしてください。