スマホの指紋認証の反応が悪いときの改善策

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今では当たり前のようにスマホに指紋認証機能が搭載されるようになりましたが、感度に満足できず、結局指紋認証以外の画面ロックなどを使っている人も多いと聞きます。

しかし、指紋認証は冬以外にはとても便利でセキュリティ対策にもなるので、おすすめです!

指紋認証の優れているポイント

指紋認証は本人のみが解除できる数少ない認証手段です。

同じように本人のみが解除できるような生体認証技術には、他にも顔認証や虹彩認証等が挙げられます。

顔認証の感度は年々上がっており、骨格の似ている人が誤って解除するケースは減った一方で、寝起きではうまく認識できなかったりマスクをしているとそもそも使えなかったりと課題点はあります。

また、虹彩認証はまだ限られた一部の機種でしか採用されておらず、他の認証技術と比べるとあまり普及していません。

指紋認証で実現するセキュリティ対策

指紋認証はパスワードを打つ必要がないので、周囲から見えやすい環境でも安全に解除できます。

気づかぬうちに肩越しに覗かれてパスワードが流出する、いわゆるショルダーハックの対策になるでしょう。

スマホを開くときのパスワード / PIN入力だけでなく、銀行アプリなどの高いセキュリティが求められるアプリもより安心して使えるようになります。

より反応感度を高めるために

指紋認証は指紋を登録してからしばらくはうまく機能していますが、しばらくすると反応が悪くなっていくという現象が発生します。

これに備えて、時間が経っても反応しやすくなるようにいくつか対策しておくことをおすすめします。

まずは、当然ながら手や指を清潔に保つ必要があります。

指紋認証の方式はいくつかありますが、わずかな電気の流れを検知して指紋を読み取る静電容量方式などはそれを妨げる何かが手に付着していれば、うまく反応しません。

また、指で触れる指紋認証部が汚れていては意味がありません。

手の脂や手に付着していた小さな塵、埃などが付着してしまうことはよくあるので、定期的にふき取るなどのメンテナンスが必要です。

これらに加えて、登録するときに様々な向きや範囲でスキャンしておくと、認証精度が上がります。

実際にスマホを持っているときと同じようにして登録するとストレスフリーで使えるでしょう。

ただし、何本もの指を登録すると反応が悪くなる傾向があるので、2, 3 本に抑えるといいと思います。

人によっては、同じ指をいくつか登録しているケースもあるようです。

私はあまり認識精度の向上を体感できませんでしたが、試してみるのもありかもしれません。

最後に

反応がかなり悪くなってきたら、再登録してしまったほうがイライラせずに済みます。

銀行アプリなどでログインに指紋認証が使えるようになったのは最高です。

基本的に毎回ログインパスワードの入力が必須になっていますし、ショルダーハックの危険性が排除できるので、おすすめです。