iPhone と Android スマホの違いって何?という話をよく聞きます。
それぞれに長所も短所もありますが、今回は Android スマホの良いところをメインに機能や使い方の違いを見ていきましょう。
iPhoneとAndroidの決定的な違い
製造している会社が違うとかアフターケアの仕方が異なるとか色々あると思いますが、それを除いたとしても両者には全く異なる性質があります。
それは、OS (Operating System) が別物ということです。
iPhone は iOS, Android スマホは Android OS で動いています。
語弊を恐れずに言ってしまうと、スマートフォンという機械を動かすという目的は同じですが、そこに至る手段が全く違うようなものです。
厳密ではないですが、例えるなら乗客を目的地まで運ぶという目的は同じでも、運ぶ手段は新幹線か飛行機、というくらい別のものと言っても過言ではありません。
Androidスマホのメリット
NFC
NFCという短距離無線通信を使うと、ワンタッチで様々な操作が可能になります。
- Suica, PASMOなどの交通系ICカードの履歴を読み取る・残高を確認する
- 一部電子マネーの残高・ポイントを確認する
- ヘッドフォンとワンタッチで無線接続する
- モバイルSuica, 楽天Edy などが利用できる
スマホ一台あれば代金の支払いだけでなく、ICカード・電子マネーの残高やポイントを読み取ることすらできます。
特に Suica や PASMO はどこでも残高を確認できるだけでなく、いつ、どこでチャージして、どの駅からどの駅まで乗ったかまで知ることができます。
ウィジェット
多くの Android スマホではアプリ一覧とホーム画面の二つに分かれているため、パソコンのようにショートカットを置くということができます。
しかし、ホーム画面の存在の意味はそれだけに留まりません。ウィジェットというものを設置でき、下記のような使い方ができます。
- 時計や天気、カレンダー、ニュースを表示
- twitter, facebook, メールを表示
- 音楽の再生、写真の貼り付け
- 画面にメモを残す
など、ウィジェット機能付きのアプリを使えば、更に色々な機能をつけることができます。
パソコンとのデータのやり取り
iPhone の場合は音楽、写真、動画などのデータの移行に iTunes を利用しなければなりませんが、Android スマホの場合は USB メモリと同じようにデータのやり取りをすることができます。
そのため、ソフトウェアの使い方がわかりにくいということも起きません。
Xperia や Galaxy は専用のソフトウェアを公開していますが、必須ではないので使いたければ使ってくださいという感じです。
公式ストア以外でもOK
Android スマホは Google Playストアからアプリをインストールして利用することが多いですが、必ずしもPlayストアを使わなければならないかというとそうでもありません。
例えば、Xperia の What’s New や Galaxy の Galaxy App, 企業で見ると Amazonアプリストアなどがあります。
中には fc2 のようにPlayストアにアプリを公開せず、自社のサイトだけで公開しているところもあります。
Google の審査を受けずに公開できるので一般に「野良アプリ」と言われ、怪しいアプリだとウィルス感染の危険性もありますが、企業公式のアプリストアで公開されているものなら審査があると思うので、心配いらないでしょう。
各スマホ独自の機能
また、Android スマホの中でもついている機能はそれぞれです。
例えば、Xperia では ARエフェクト、60fpsの動画撮影機能。ARROWS では虹彩認証によるロック。SHARP製スマホでは「エモパー」という人工知能の常駐などが挙げられます。
ここでは語りつくせないくらい色々な機能があるので、興味があれば個別に調べたり実物を見に行ったりした方が早いでしょう。
まとめ
このように Android スマホは自由度が高いことがメリットです。
その分使い方に戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れと検索で何とかなると思います。