実店舗を持たず、インターネット上のみで様々な手続きを済ませることができるネット銀行。名前は聞いたことがあるけどよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。
そこで、2回にわたってネット銀行のメリット・デメリットやセキュリティに関する話をしていきたいと思います。
ネット銀行とは
先ほど少し述べたように、実際の店舗を持たない形態で運営されている銀行のことを指します。店舗がないので、当然窓口もありません。
取引の中心はATMとインターネットに取って代わられます。
因みに、店舗はありませんが、機械ではなく人間が対応するコールセンターなどは用意されています。ネット銀行とは全てを機械に任せている銀行、というわけではありません。
メリット
外出する必要がない
ネットバンキングを利用していれば大手の銀行でも同じことが言えますが、家から出ることなく振り込みなどの手続きができます。
このメリットを強く感じることができるのは、家から出られない状況にあるときです。
- 外の天気が非常に悪い
- 具合が悪いので、銀行まで行くのが大変
- 振り込みしてくるのを忘れてしまった
- 台所で火を使っていて、この場を離れられない
このように、外出できない理由はいろいろあると思いますが、こんな時でも1,2分で自宅から振り込み処理ができるのですから、ネットバンキングというのは大変便利です。
手数料が安い
店舗を持つ銀行とネット銀行の大きな違いの一つに、手数料が挙げられます。
ネット銀行は店舗を持たないため人件費が抑えられ、それが手数料に還元されています。
多くのネット銀行では預け入れや同行への振り込みは常に手数料がかからない上、一定回数を超えない限り、引き出しや他行への振り込みにかかる手数料が無料であるのも嬉しい点です。
どこでも24時間OK
ネット銀行は店舗を持たないので専用のATMもありません。その代わりに使えるのが全国に設置された各行のATMです。
もちろんコンビニATMもOKなので、24時間いつでも利用できるというのがポイント!大抵のネット銀行は時間帯によって手数料が変動することもありません!
デメリット
良いところ尽くしのネット銀行ですが、デメリットもあります。
窓口がないので、銀行員の方に質問するということができません。電話で聞いたり、ネットで解決策を調べたりすることになります。
また、取引につかうIDやパスワードを忘れると大変面倒なので、その点は注意しましょう。
次回は、ネット銀行のセキュリティについて説明していきます。
