Android アプリの開発環境として Eclipse に代わり、Android Studio が推奨されています。
自分で色々探してインストールしたり設定したりしなくてもいいところがメリットですが、動作が重いことでも有名になってしまいました。
Android Studio を使ってみようと思っているなら、予めパソコンのスペックと必要スペックを比較しておきましょう!
Android Studioを使う前の準備
Android Studio を動かすには、JDK (Java Development Kit) が必要になります。
JDK は Oracle のページからダウンロードできます。
JDK のバージョンは OS ごとに若干異なります。
Googleの推奨するスペック
Windows
- Windows 2003, Vista, 7, 8
- メモリ最低 2GB、推奨 4
GB8GB - HDD の空き容量 400MB 以上
- Android SDK、エミュレータのシステム イメージ、キャッシュ用に最低1GB
- 画面解像度 1280 x 800 以上
- JDK 7
- エミュレータ アクセラレータ向け(任意)
- Intel VT-x、Intel EM64T(Intel 64)
- Execute Disable(XD)ビット機能対応の Intel プロセッサ
Mac OS X
- Mac OS X 10.8.5 以降、10.9(Mavericks)まで
- メモリ最低 2GB、推奨 4GB
- HDD の空き容量 400MB 以上
- Android SDK、エミュレータのシステム イメージ、キャッシュ用に最低1GB
- 画面解像度 1280 x 800 以上
- JRE (Java Runtime Environment) 6
- JDK 7
- エミュレータ アクセラレータ向け(任意)
- Intel VT-x、Intel EM64T(Intel 64)
- Execute Disable(XD)ビット機能対応の Intel プロセッサ
個人的な感想を含めた推奨スペック
私はパソコンに特段強いというわけではないので、オススメのパソコンはこれ!ということはできませんが、使ってみた感想からなんとなく察したものがあります。
メモリ大切…
メモリ 4GB では足りません!
推奨は 4GB になっていますが、上記の Google の推奨する環境を大体満たしているデスクトップパソコン(Windows 7, i5搭載, RAM 4GB, ROM 1TB)で動かしてみたところ、重すぎて立ち上げるだけで10分以上かかってしまいました。
Gradle の設定辺りをいじると少し速くなるという話もありますが、例え設定を変更したとしても、このレベルでは快適に動くことはないでしょうね…
ということでメモリは 8GB 以上を推奨します。
(2016/05/26 追記)
4月辺りに Android Studio の Web サイトが大規模改修されて綺麗になりました。
バージョンも2に突入して更なる進化を感じていたのですが、推奨メモリも公式に 8GB に挙げられていました。
CPUはそれなりで
Intel Core i5-5200U (2.20GHz) のパソコンでも普通に動きます。
CPU よりはメモリを優先した方がいいです。