鼻歌も認識!流れている音楽の曲名をアプリで識別してみる

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Photo by VideoVillain

街を歩いているとき、ウィンドウショッピングしているとき、店で食事しているとき。

ふと流れている音楽が耳に入って、その曲名を知りたくなることはありませんか?

更に、何となく思い出した音楽の鼻歌なら歌えるのに、曲名が思い出せない…そんなときにモヤモヤを解消したい!

実は、アプリを使えば簡単に知ることができるんです。

音楽識別アプリ

流れている音楽を数秒間マイクで集音して判別する、というアプリです。

5 年くらい前からありますが、最近は鼻歌でも判別できるなど、機能が進化しています。

では、それぞれの特徴や違いをまとめてみたいと思います。

TrackID

ソニーが提供しているアプリで、XPERIA にはプリインストールされています。

ワンタップで識別開始

もちろんアプリを開いてワンタップで、すぐに集音、解析を開始します。

流れている音楽は、ある意味一期一会ですから、すぐに認識できなければなりません。

アプリにはウィジェットも付属していて、ホーム画面に予め用意しておけばアプリを開く手間すらかからないというのが嬉しい点です。

視聴やダウンロードも可能

検索結果では、アーティスト情報やミュージックビデオに関する情報が見られるだけでなく、視聴やダウンロードもできます。

オフラインでも利用可能

驚くことに、電波が届いてなくても使えます。集音しておいて、オンラインになったときに検索するという仕組みです。

ありそうで意外とない、このような機能があるのも嬉しいですね。

検索ランキング

どの国でどれだけの曲が識別、検索されたのかを知ることもできます。

利用者が気になった曲がランキング形式で表示されるので、それだけで必然的に人気を集めている曲の一覧が完成しますね。

TrackID (Android)

Shazam

多彩な集音機能

TrackID ではアプリを開いてワンタップ、ウィジェットならホーム画面でワンタップするだけでいい、と説明しました。

しかし、Shazam では他に 2 つの方法が用意されています。

一つ目は OK Google で起動する方法です。OK Google, Shazam this song. と言うだけで起動します。

それすら面倒くさいときは二つ目の方法、自動集音機能を使いましょう。アプリを開くと Auto ボタンがあり、バックグラウンドで集音することができます。

ただし、常に集音するということはバッテリーをかなり使うということには気をつけなければなりません。

外部サービスとの連携

Shazam で検索すると、検索結果には Google Play Music のリンクが表示されていて、再生や購入が簡単にできます。

また、日本では日の浅いサブスクリプション型音楽配信サービスの Spotify のプレイリストに登録もできます。

広告を非表示

因みに、Shazam Encore (460円) では広告が表示されなくなります。

ちょっと高いような気もしますが…

Shazam (Android) | Shazam (iOS)

SoundHound

さて、TrackID と Shazam にかなり先手を取られてしまいました。私が紹介した順番が偶然このようになっただけですが。

ここからは SoundHound ならでは、の機能で巻き返していきます。

鼻歌でも識別可能

最大にして最強の特徴は、鼻歌でも認識、解析できること。他のアプリでは認識できません。

これで何気なく思い出した音楽も、鼻歌を歌うだけで曲名がわかるかもしれません。モヤモヤが晴れますね!

歌詞を表示

流れている音楽に合わせて、歌詞をスクロール表示する機能もついています。

メロディはわかっても内容がわからないときや、その場で歌いたいときに便利ですね。そのときが訪れるかは別として。

広告の非表示

SoundHound∞ (600円) を購入すれば広告は非表示になります。

Shazam 以上に高い…

SoundHound (Android) | SoundHound (iOS)

最後に

自動集音機能や鼻歌の認識など、個々のアプリにしかない特徴もあるので、使い方に合わせて選んでみてください。