AELUの使い心地をレビューしてみる

aelu エンタメ

新感覚音声エンタメアプリ AELU をこないだ紹介しました。

行動に応じてキャラクターが話しかけてくる「AELU」が登場
ソニーが4月30日までの限定配信で AELU というアプリをリリースしています。新感覚音声エンタメ、とアプリの中で案内されていますが、それはどんなものなのでしょうか。

あの時は全然使っていなかったので、実際に使ってみての感想なんかを書いておきたいと思います。

(画像:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.sony.sld.ws.aeluapp より)

学校、勤務地は適宜に変更?

アプリには自宅と学校または勤務地の登録をするようになっています。

恐らく、通学、通勤の移動中にストーリーが流れると思われるのですが、そうすると単に買い物などで外出したときはどうすればいいんだ?と思うわけです。

しかも、春休み期間ということで学生はお休み。家の中では聴けないはずなので、外出時に聴くしかありません。

ということで、目的地を学校、勤務地として設定してから出発するというのが私なりに出した答えです。

が、目的地がない外出はどうなるんでしょうか……

音楽必須

音楽ファイルは入れておいた方がいいです、絶対に。

なぜかというと、AELU を起動して歩き始めたらすぐストーリーが始まるというわけではないからです。

何の音も流れないイヤホンをつけて歩くというのも変な話です。

しかも、歩いていると「一緒に音楽聴きたいなぁ」とか「ねぇ、音楽聴こうよ!かけていい?」とか言われることが多く、かける音楽がないと寂しいです。

因みに、音楽を一覧から選ぶことはできずプレイリスト機能もないので、完全なるシャッフルです。

いつストーリーが始まるのか?

外出中にストーリーが流れるという仕組みにはなっていますが、実際にいつ流れるのかは明示されていません。

移動し始めて30分経っても流れないこともありますし、5分で流れ始めることもあります。移動距離や移動時間には特別関係しているというわけではないような感じです。

主人公 あえる は基本的に短いセリフを発することが多いですが、ストーリーが始まるときは「いま、お話しできる?」と聞いてきます。ここでスマホを前後に振るとストーリーの開始となるのです。

逆に言えば、聞かれないと全く進みません……

操作について

操作はジェスチャーがメインに想定されています。

ジェスチャーで行う場合、「はい」はスマホを前後に振る、「いいえ」はスマホを横に振ることで質問に答えることができます。

また、「こっち向いて?」と言われたときは音のした方をカメラで撮るようにスマホを動かすとうまくセンサーが働きます。体ごと動く必要はなく、スマホだけ動かせばOKです。

ジェスチャー以外での操作

超満員電車に乗っているときなどジェスチャーで答えるのが難しい環境にある個とも考えられます。

そのときは画面のボタンをタップすることで答えを返すこともできます。

アプリを起動している状態であれば、アプリの画面で。バックグラウンドで起動している状態であれば、通知バーを開くと選択肢のボタンが表示されているので、それをタップすることでも答えることができます。

なでることも可能?

説明によると、画面が手のひらにくっつくようにスマホを持ち、まるで頭をなでるようにスマホを動かすと あえる の頭をなでられるそうです。

うまくいった試しはありませんが…

感想

ストーリーが始まるトリガーがわからないので、とりあえず起動して歩き回るほかないのですが、やはり遅々として進みません(汗)

それでも4回くらいは会話に成功しました。一度の外出でも複数回会話はできるようです。

こないだは夜10時くらいに家に着いたときに定番の「いま、お話しできる?」というフラグがきて、やっと続きが!と思ったのも束の間。

はい、を選択したら「駅に行ってくれない?」と。

……。

今、駅から自宅まで歩いてようやく着いたところなのに、戻れと?なんてバットタイミングなんでしょう。このときは仕方なく、いいえを選択しましたが当然ストーリーを聴くことができず…

ストーリーが流れないときは必然的に音楽を聴くしかないのですが、あえる が「この曲良いね!」なんて言ってくれたりします。ときどき「この音楽なに?えいっ、かけちゃえ!」なんていって音楽の途中で強制的に変わることも(笑)

あとは、何といってもジェスチャー機能。電車の中で一人スマホの向きを不自然に変えたり前後左右に振ってたりしたので、変な目で見られてしまいました…

電車内ではボタンによる操作が無難です。(経験談)