アカウントが多すぎると電池持ちが悪くなる?

スマートフォン

アカウントの個数とバッテリー消費量の関係性について考えたことはありますか?

それがどうしたと思う方もいるかもしれませんが、意外と重要なことなのです。

バッテリーの消費が早くて困っている方、もしかしたらアカウントが多すぎるのかもしれませんよ?

何がバッテリーを消費するのか

アカウントの数がどのように関係してくるのかは、バッテリーを消費する原因を考えると見えてきます。

もちろんネットサーフィンやゲームをしていると、たくさんバッテリーを使いますが、スマホは待機中にも動き続けています。

待機中にバッテリーを消費する最も大きな原因は通信にあります。

一定間隔で常に通信し続けることで、誰かからメッセージが送られてきたときなどに、すぐに通知できるわけです。

しかし、実はここにアカウントの数との密接な関係が隠れています!

アカウントの数で通信の頻度が変わる

ここで一つ、例えを挙げてみましょう。

今、Gmail アカウント一つと LINE アカウント一つを使っているとします。このとき、スマホはメールの着信と LINE メッセージの確認を定期的に行います。

では、ここにもう一つ Gmail アカウントを追加してみます。

すると、スマホは今まで Gmail アカウント一つ分の着信をチェックすればよかったのに、それが二つに増えてしまいます。ということは、単純に考えると二倍の通信が必要になりますね。

これがバッテリーを消費する量を増やす原因になっています。

アカウント数の多いSNSには特に注意

例えば、Twitter は個人で複数のアカウントを持つことができますが、持ちすぎるとスマホの内部では処理が忙しいことになります。

スマホはすべてのアカウントで着信をチェックしなければならないので、アカウントが増えれば増えるほど通信の頻度と量が増えていきます。

更に、着信をチェックしなければならないようなアプリをたくさん入れていると、各アプリでそれぞれ通信を必要とするので、バッテリーをたくさん消費します。

通信の頻度や量を制限

バッテリーを消費しすぎるのを防ぐために、通信の頻度を調整することができるアプリもあります。

設定で同期のオン・オフの切り替えや同期する間隔を変更できるものが、それに当たります。

同期というのはすなわちアカウントの通信のことなので、オフにすると完全に通信しなくなります。もちろん着信もできませんが…

まとめ

SNS は通信頻度が多く、Facebook が世界でバッテリー消費量の多いアプリ Top 5 にランクインしたこともあります。

アカウントの数は思っている以上にバッテリーの持ちに影響を与えるんですね…

これを機会にアカウント運用を見直してみては?