LINE Payカードの使い方とメリット・デメリット

line pay プリペイドカード

新たなプリペイドカードとして登場した LINE Pay カードはどのように使えばいいのか。

また、LINE Pay カードを使うメリット、デメリットはあるのかについて見ていきたいと思います。

(画像:http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1300 より)

年齢制限

LINE Pay カードは支払い形式はクレジットカードに近いですが、大きく違う点があります。

それは、使用できる年齢にあります。

クレジットカードは 20 歳以上でないと持つことができないのに対し、LINE Pay カードは LINE アカウントを持っていれば OK ということで、年齢制限がありません

LINE Payカードの使い方

LINE Payカードは JCB 加盟店で使える JCB プリペイドカードの一種です。このカードは JCB のクレジットカードが利用可能な店舗で使えます。

JCBのプリペイドカードとしては他にも、昨年スタートしたおさいふ Ponta などがあります。

会計の仕方

レジで支払うときに「LINE Pay カードでお願いします」と言えば伝わるかもしれません。

しかし、全員が知っているとは限らず、言っても伝わらないかも…と不安なときは単純に「クレジットで」と言って渡しても大丈夫です。

なぜなら、LINE Pay カード (= JCB プリペイドカード) の決済の方法は JCB クレジットカードと全く同じだからです。

そのため、店によっては署名が必要になることもあります。

(念のため)明らかに未成年の場合「クレジットで」というとおかしいので、「LINE Pay カードで」と伝えたほうが望ましいかもしれませんね。

チャージする手段

プリペイド式の場合は、カード内の残高が減ってきたらチャージしないと使えません。チャージする手段が限られていると利用しにくくなってしまいます。

LINE Pay では3タイプのチャージが利用できます。

銀行口座

  • みずほ銀行
  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行

所謂4大メガバンクの銀行口座をお持ちであれば、銀行口座からチャージできます。

持っていない場合は、他の2種類の方法でチャージすることになります。

Pay-easy

ATM やインターネットバンキングから指定した金額だけチャージする方法です。

ネットバンキングを利用していて、かつ Pay-easy (ペイジー) に対応している場合は、家から出ずに処理できます。

コンビニ

Loppi や Fami ポートなどの店頭端末で操作して、レジでお金を支払う方法です。

  • LAWSON
  • Family Mart
  • ミニストップ
  • サークルK
  • サークルKサンクス
  • セイコーマート

上記のコンビニで利用できます。今のところ、セブンイレブンでは対応していないので注意してください。

チャージ方法

チャージ方法には2種類、設定した限度額を下回ったときにオートチャージするタイプと、チャージ専用口座に指定した額だけ振り込むことでチャージする方法があります。

前者はカード内の残高が一定以下になると自動的にお金を入れていくので、使いすぎないように注意が必要です。

自分に合ったほうを選択するといいでしょう。

メリット

さて、利用方法が長くなってしまいましたが、メリットを考えていきたいと思います。

財布不要

近所に買い物に行くだけなら、カード一枚持つだけでOK!支払いも一瞬で終わり、お札も小銭もポイントカードも必要ありません。

更に、一見クレジット会計ですが中身はプリペイド式なので、自分の支払い可能額を超えることがないというのが安心できる点です。

ポイント還元率が高い

LINE Pay では税抜100円の会計につき2ポイント付与ということで、実質50円で1ポイントと高還元率であることが特長です。

ポイントは LINE Pay 残高に交換でき、貯めたポイントで支払いができるという仕組みです。

他の JCB プリペイドカードは還元率1%のことが多いので、よりお得感があります。

加盟店が多い

JCB プリペイドカードは JCB カードの一種なので、JCB クレジットカードが使える店舗であれば使うことができます。

電子マネーや交通系 IC カードには対応していない店舗も多くありますが、クレジットカードは利用できる店舗の幅がかなり広いので、ポイントも貯めやすいでしょう。

デメリット

ポイントの使い方

他企業のポイントシステムでは、ポイントでプレゼントに応募したり商品と交換したり…と支払い以外にも様々なサービスに利用できることが多いです。

しかし、LINE Pay のポイントは今のところ残高に交換して、買い物に使うという方法しか用意されていません。

ポイントが貯まるまで

残高に交換ができるようになる最低ラインは 1000 ポイントであり、総額5万円以上の買い物をして初めてポイントを使えるようになります。

後々少し安く買い物ができるとはいえ、なかなかポイントが貯まらない人にとっては先が長い話かもしれません。

まとめ

最近はクレジットカードだけでなく、より広い年齢層が利用できて安心感のあるクレジットカード会社提供のプリペイドカードや銀行の提供するデビットカードなどが普及してきています。

どれを使うかは本当に自由なので、チャージの仕方やポイントの活用の仕方などを比較して自分にぴったりのサービスを探してみるのもいいと思います。