無料かつ容量無制限で写真を保存できるクラウド、知ってる?

photos Google

写真がたくさんあってスマホの容量が足りない!という人には特におすすめの、”Googleフォト”というサービスがあります。

今回はそのメリット・デメリットなどを紹介していきます。

Googleフォトとは

Googleのオンラインフォトストレージサービス

Googleが提供しているストレージサービスの一種です。Googleは他にもGoogleドライブも提供しています。

Googleドライブとの違い

Googleドライブはドキュメントや他のファイルも保存できますが、Googleフォトは写真・動画専門です。

ですが、その分いろいろな機能が追加されています!次の項ではその機能について説明していきたいと思います。

Googleフォトの様々な機能

写真の編集

写真は自動補正機能によってより綺麗な仕上がりにすることができます。もちろん手動で編集することも可能です。

複数枚の写真・動画を加工

5枚以上の時間的に連続した写真をアップロードすると、自動的にGIF化(アニメーション化、動画化)されます。また、3枚以上の空間的に連続した写真をアップロードすると、自動的にパノラマ写真を生成します。

背景が一部被っていただけでもパノラマ写真を生成したりするので、意外と侮れません……

更に、複数の動画をアップロードすると、自動的に繋げて一つのムービーをつくったりもします。音楽も自動的につけてくれますが、動画に合っていなかったり、動画の音声が全く聞こえなかったりすることもあります。

そこは機械なので大目に見てあげてください(笑)

写真を簡単に検索

写真にタグをつけておけば、検索で簡単にそのタグをつけた写真を探すことができます。しかも、写っているもの(被写体)でも検索できるという優れもの!

例えば「パンダ」と検索すると、自分で撮ったパンダの写真が表示されるのです。写真を撮った日を覚えていなくても、何を写真に撮ったかさえ覚えていれば、検索しやすくなるんじゃないでしょうか。

Googleフォトのメリット・デメリット

メリット

何からでも、どこからでも接続できる

スマホでも、パソコンでも、通信できる場所ならどこからでも接続できます。 必要なのはアカウントと通信環境だけ。

無料で無制限に利用可能

写真は1ファイル16メガピクセル(1600万画素)まで、動画は1ファイル1080pまでなら保存する容量は無制限。それを超えるファイルでも容量(1アカウント最大15GB)を消費すれば、アップロードできます。

例を挙げると,iPhone6で撮った写真は800万画素なので容量無制限で利用できます。Androidも一部の高解像度カメラ搭載機種=Xperia以外ならそのままのサイズでアップロードできます。

もし制限を超えていても、画質を保ったまま自動的にサイズを小さくし、無料で利用できるので安心!

スマホの容量を節約

ネット上に保存すればスマホの容量を使わなくて済むので、使える容量が増えます!

「写真をたくさん撮って容量がなくなってきたからパソコンに移さないと……」なんてこともありません。

共有も簡単

インターネット上に非公開で保存されているので、誰かと共有したいときは簡単に共有するURLをつくれます。共有リンクの削除も可能です。

あとは、相手にそのURLを教えてあげれば、すぐに接続して写真を見たりダウンロードしたりできます。

自動アップロードでバックアップにも

スマホが突然壊れてしまったとき、本体に保存されていた写真は見られなくなってしまいます。

しかし!Googleフォトを利用していればサーバ上に写真が残っているので、見ることもダウンロードすることもできます。

しかも、自動アップロード機能がついているので毎回自分で写真をアップロードするという手間もありません。

デメリット

モバイルネットワークでの利用は控えめに

データ通信が必要なので、モバイルネットワーク通信での利用はほどほどに抑えてください。写真・動画の送受信は特に通信量が大きくなりやすいです。

モバイルネットワーク上での自動アップロードをオンにしていると、外で写真を撮ったときにはすぐにアップロードされてしまい、あっという間に通信制限に突入してしまうかもしれません。

もしもに気を付けて

100%確実に保存されたままとは言い切れません。サーバエラーやその他技術的なミスによって突然写真が消える可能性も全くないとは言えないので、大切な写真はパソコンとかにも保存しておいた方がいいでしょう。