パソコンやスマホで Google Chrome をメインに使っている人も多いと思いますが、Chrome の抱える大きな欠点として、サイズが大きくなるという点が挙げられます。
これは検索等によって溜まったキャッシュが一つの原因になっているためで、キャッシュを削除することで数百MBもの容量が解放されます。
今回は、キャッシュの削除の方法について説明したいと思います。
スマホ
スマホのキャッシュの消し方は2種類あります。一つはスマホの本体設定の中で消す方法、もう一つは Chrome の設定で消す方法です。
今回は、後者の説明をしていきます。理由としては、削除する項目を判別することができるからです。
削除する方法
- Chrome を開きます
- 右上のボタンで設定を開きます
- 下にスクロールし「詳細設定」の中の「プライバシー」を選択します
- 一番下の「閲覧履歴データを削除する」を押します
- 消したいデータにチェックを入れ、「クリア」を押します
この方法を使うと、閲覧履歴や Cookie は残してキャッシュだけ消去する、といったこともできるので便利です。
因みに、Cookie とはサイトにログインしたときなどに使われるデータで、サイトを訪れるたびに毎回ID・パスワードを入力してログインする、という手間を省くことができるのもこれのおかげです。
閲覧履歴などは同じアカウントでログインしている他の端末でも消去される可能性があるので注意してください。
パソコン
パソコンの場合は Chrome の設定で消すというほぼ一択でしょう。
パソコンはスマホに比べると容量が大きくあまり気にすることもないかもしれませんが、キャッシュが溜まり続けていくと動作が重くなったり不具合が生じたりすることもあるので、たまに消すといいかもしれません。
削除する方法
- 右上のハンバーガーアイコンを押して「設定」を開きます
- 一番下の「詳細設定を表示…」を押します
- 「プライバシー」の中の「閲覧履歴データの消去…」を押します
- 消したいデータを選択して「閲覧履歴データを消去する」を押します
これでキャッシュが消去できます。
短いスパンでこれを利用すると、「次回からはシークレットモードをおすすめします」といった内容が表示されることがあります。
シークレットモードでは履歴や Cookie を保存しないので消すという手間がかからない点が嬉しいところですが、当然過去にどのサイトを見たかもわからないので履歴を使う場合にはおすすめできません。