スマホに設定したパスワードを忘れてしまったとき、解除方法として利用できたのが「Androidデバイスマネージャ」でした。
しかし、その後の仕様変更により使えなくなってしまったようで…
ロック機能の応用
以前は「ロック」機能を使ってパスワードを変更することができるようになっていました。
これは、誰かにスマホを盗まれた可能性があるとき、相手がパスワードを解除できなくなるために重要な仕組みでした。
なぜなら持ち主がその場でパスワードを設定できるので、それが簡単なパスワードでない限り解除が難しくなるからです。
この機能を使うと、パスワードを忘れてしまってもパソコンやほかのデバイスから、スマホのGoogleアカウントを使ってAndroidデバイスマネージャでパスワードを変更することができたわけです。
仕様変更後
おそらく2015年秋頃に仕様変更があり、そのときに既にロックされているスマホには新しいパスワードが適用できなくなったようです。
新しいパスワードでロックしようとすると、「画面ロックは既に設定されていることを確認したため、入力されたパスワードは必要ありません。」というメッセージが出ます。
実際、パスワードも変更されていませんでした。
なぜこのような仕様になってしまったのかはわかりませんが、パスワードがわからなくなってしまった場合、同じデバイスマネージャ内の「消去」で端末の初期化をしないと入れなくなってしまいました…
ついでに
もう一つ気になるのが「Androidデバイスマネージャにより端末の位置が特定されました」という通知です。
わざわざ通知してしまっていいんでしょうかね。
もしスマホが盗まれてしまったとしたら、盗んだ人に有利になるだけだと思うのですが…