Amazon で安売りされている商品の中には、品質の低い商品も含まれています。その上、レビューが当てにできるとも限りません。
では、どうやって商品の良し悪しを見極めればいいのでしょうか?
格安の罠
Amazon は商品が安いというイメージがありますが、戦略として安いものは安く、それ以外は普通の価格で販売するという方法をとっています。
安いものはかなり安くなるのでそのイメージが強化されやすく、参考価格等を並べて表記することで割引率の高さを強調しています。
また、Amazon には誰でも出品することができ、販売者の細かなチェックや審査などは行われていません。
そのため、価格で引きつけようとする販売者が出てくるとも考えられます。
Amazonの収益の上げ方
販売者に対しては、出品に対して最大 3 重に手数料を課していて、出品量が増えるほど個々に対する手数料を稼ぐことができます。ごく一般的な形式です。
出品を制限することは、出品量の減少とコスト増加という意味で直接利益を減らすことに繋がりやすく、厳しいチェック体制を敷くのは難しくなるでしょう。
良いレビューは信用してはいけない?
各 EC サイトでよく見られるのはサクラによる偽レビューです。
Amazon でも怪しいレビューがいくつもあり、名前は日本人のようで本文は日本語的におかしいものがよくあります。
レビューの星の数は各レビューの平均なので、単純にサクラを増やせば高評価にすることができます。
逆に、評価が低いレビューはそれなりに信用できます。購入者に非がある場合も考えられますが、商品の弱点などが炙り出されます。
Amazon だけでなく複数のサイトやブログでレビューを見るのも手でしょう。
販売者の見極め
- キーワードを羅列した商品名
- 他販売者の他商品と同一の商品画像
- ぱっと見普通だが、よく読むと変な日本語の説明
このような場合は要注意です。海外の販売者が安売りしてることもあるので何とも言えないところですが。
最後に
販売者やレビューの質は EC サイトにおいてよく提起される問題で、Amazon に限らず楽天などでも見られます。
購入者の見極める力が重要になってきますが、安かろう悪かろうということが多々あるので、気をつけながら買い物を楽しみたいところです。